吾々の国が、縮命的な地理条件(地震・台風に対して)の
上に在ると言う事実をわきまえて、全てのインフラ、都市整備、
街造り、住居が、形成されていかなければならないのは、
当然の事であります。
土地が高いからと容積率の拡大解釈のもとに高層化する
建物を日本の地盤(基盤になる地層)は、許容するのだろ
うか疑問であります。

尊い命と莫大な、公・私の資産の喪失が、繰り返されること
の愚かさを、お互いがもっと真剣に考えなければならないでしょう。

ご存知の事と思いますが、今般、政府の方で、良質な住環境
形成に向けて、「住生活基本法」と言う法律を成立させたそ
うです。どこまでのものか、本当に遅蒔きの観があります。
一度 御覧になって、どうしようとしているのかを見て下さい。

序言